断酒生活が特別でなくなってきている
早いもので断酒ライフも5ヶ月が過ぎ、ノンアル大晦日ももうそこまでです(^.^)
こうして断酒生活を送っている今、最近はもうお酒のことを考えることは本当に少なくなっています。
こうしてブログを更新しているので、お酒のことを考える時間はあるのですが、もしこのブログを始めていなければおそらく断酒のことすら頭の中には存在していない状態になっていると思います。
ノンアル生活が当たり前の毎日になっていて、断酒のメリットも意識して考えないとなかなか出てこない日が多くなっています。
「断酒という意識をいよいよ手放していく時期に入っているのかなぁ?」
と最近はそのようなことを考えることが多いです。
手放すことによりハッキリと見える
何か新しいことを始めたり新しい目標が出来たとき、まずは行動を起こしてそこにフォーカスして入り込んでいる状態になるものです。
それ以外は何も見えなくなる状態です。
何かを達成する途中では、それ以外は何も見えなくなる時期も必ず経験するものです。
でもその後、手放す時もまたやって来るのです。
諦めるということではなく、達成している状況を維持しつつも少し距離を置くようになる感覚です。
例えば20年ほど前、私は英語を極めようとかなり集中した時期がありました。
期間にして半年程度ですが、一日の大半をそのことしか考えられない日々を過ごしながら生活していたのです。
そして、いくら学習を進めていっても決して完璧に身に着けることは出来ず、極めようとすればするほどゴールは離れていってしまうような感覚になりました。
その後、英語への距離から少し離れて手放すような心境に入りました。
すると、それまで見えなかった色々な気付きを得たのです。
あれだけ英語を身に着けようとして必死になっていた自分が、今度はリラックスして英語を楽しんでいる自分へと変わっていたのです。
そして、仕事で使える程度でいいやと割り切ることによって別の視点も得ることが出来たことを覚えています。
逆にもし、いまだに英語を極めようとする生活を続けているとしたら・・・
ちょっと想像出来ないですが、どんどん視野が狭くなってしまい英語が全てみたいな人になっていたかもしれません。
不思議ですが、手放すことによって逆に手に入ることがあるのです。
『ショーシャンクの空に』を観ながら
文字にするとわかりにくい表現になってしまうのですが、映画で説明すると簡単にわかります。
私の大好きな映画、『ショーシャンクの空に』。
もう古くなってしまってる作品ですが、久しぶりに年末また観てみようかなとこれを書きながら考えています(^.^)
この映画の主人公、刑務所で保釈を待っている受刑者なのですが、仮釈放の面談でいつも落とされてしまっていました。
ところが、ある時点で心境の変化が起こり、
「仮釈放なんて、クソくらえだ!」
と捨て台詞を面接官の前で放つのです。
その後、めでたく釈放が認められるというお話です(^^♪
最後は、感動的なシーンが待っているこの作品。
とても素晴らしい映画ですよ。
この主人公も、最初は仮釈放を認められなくて認められたくて何とかならないものかとずっとそのことで頭がいっぱいになっていた時期があるのです。
そしてフォーカスするだけして、仮釈放ということから距離を置くようになった時それを手に入れました。
このストーリーは、現実の世界にも当てはまることだと私は思っています。
集中する時期も絶対に必要
だからと言って、最初から距離を置いて取り組んでもいいというわけではないところが、面白いところです。
徹底的に集中して取り組む段階も必要で、その後距離を置いた時に色々なものが見え始めるということです。
欲しい欲しいと思っていた時には手に入らず、もういいやとなった時に向こうからやってくる。
でも、欲しい欲しいと思って過ごす時期が無ければ、向こうからやってくることもない。
そんな法則があるような気がします。
面白いですね(^.^)
断酒という習慣への意識が遠くなっている
「断酒歴6ヶ月にも満たない人が何を言ってるんだ。」
と断酒歴の長い先輩方から怒られそうです(^-^;
私も決して、スリップへの警戒心を解いているわけではありません。
何年経っても、スリップへの心の緩みを解くつもりはありませんよ。
今は、断酒への意識が遠くなっていますが、明日またどのようになるかわかりませんからね。
リアルタイムに状況報告しているブログですので、そこはご了解お願いします(^_^)/
ゴルフでも英語でもそうでしょうが、考えてプレーしたり話したりしているうちはまだ道半ばと考えるべきでしょう。
いつまで経ってもゴルフの上達が出来ないのは、私が考えてしまっているのかもしれません(^-^;
体で覚えてしまったら、もう強いです。
英語でも考えているうちはまだまだで、体で覚えて自然にスッと入ってくると壁を一つ越えたと感じる段階に入れます。
断酒も、私の体で身についてきているのかもしれません。
意志の力よりも、習慣化する力が大切とはこのことですね。
まだまだ、チャレンジすることは山ほどあります。
断酒習慣を完全に手に入れて、人生好転へと突っ走りまぁす(^.^)/~~~
□徹底的に集中した後で、距離を置く段階が来る
□距離を置くことで、視点が変わり新しい発見がある
□手放す感覚があるが、それによって手元に入ってくる
□体で覚える為には、その前の徹底的なフォーカスの段階も必要
□断酒習慣を体で会得して、人生好転だ!