夢にうなされて起きた朝
体の疲れの取れたことを感じながら、起床している断酒後の毎朝。
そんな爽やかな寝起きが、今朝は違っていました。
夢でお酒を飲んでいたからです(^-^;
なぜそんな夢をみてしまったのだろう?
まだどこかに未練が残っているのでしょうね(^-^;
グラスに入ったビールを仕方なく飲んでいる時の感情まで覚えています。
どのような経緯で飲んでいたのか忘れましたが、数人のグループでした。
そのグループの中で、
「今日一日だけ。飲まざるをえないな。」
といった状況で飲んでいた記憶が残っていたのです。
繰り返しますが、夢の中のお話ですよ。
夢の中であっても、飲みながら不安な気持ちを抱えていました。
「果たして、明日は我慢出来るのだろうか?また、断酒初期の苦しさが戻って来るのか?]
そんな憂鬱な気持ちを抱えながら目覚めてしまったのです。
お酒への意識が完全に払拭できていない自分
「あ~、夢で良かった。」
と感じながら歯を磨いていた朝。
今日も一日、断酒生活を重ねよう。
そのように考えながらも、まだまだ自分の中にお酒への欲求が隠されていることを感じました。
そういえば、仕事でお客様への訪問時にも会話の内容によってはお酒の事が頭をよぎることがあります。
ほんの一瞬なので深く考えることなくやり過ごしていたのですが、こんな小さな気持ちの動きも見逃してはいけないのだなと感じました。
例えば、客先訪問時に海外出張時での深夜便の空港待ちの時間についての雑談の時です。
飛行時間の兼ね合いがあるのか、日本への帰国便が深夜1時~2時の便になる時のことをお互いに話していた時。
「空港での飛行機待ちが長いから、缶ビールでも飲みながら過ごすしかないかな。」
なんて思考が一瞬出たりするのです。
断酒後7ヶ月が経過し、こうして毎日断酒ブログを発信している私がですよ(^-^;
もちろん、
「あっ、そうだそうだ、お酒止めてるんだった。」
と一瞬で訂正もするのですが。
それでも、私の中のどこかでまだお酒への未練がわずかであっても残っているのだと思います。
原動力について少し深く考えたこと
こんな自分の状況を出来るだけ冷静に観察しながら、ふと考えたことは自分の今の行動の原動力についてです。
「なぜ、お酒を止めているのだろう?」
これまで、お酒を止めた理由や経緯をたくさん書いてきています。
直近の記事では、ロングシリーズとなったこちらの記事です。
一方では、スリップに対する恐怖心についても書いていたことを思い出しました。
もちろん、たくさんのメリットもあるからお酒を止めているのです。
断酒で人生好転は真実であると私自身が強く信じているから、こうして世の皆様へ発信しています。
ところが、お酒を止めているもう一つの原動力もあることに気付いたのです。
先程スリップについて少し触れましたが、私の飲酒を止めさせたもう一つの原動力。
それは、恐怖心や逃げたいといった心理ではないかと気付きました。
原動力やモチベーションの源を認識することが重要
営業として売り上げを落としてしまうのではないか?
会議で居心地の悪い時間を過ごしたくない
他人からコントロールされたくない
出費が増えて蓄えが減ってしまうのが怖いから・・・・・
あげていけばもっともっと出てくるでしょう。
このような、マイナスの状況への恐怖心から遠ざかりたいという気持ちが断酒生活を継続できている原動力となってしまっていることを発見しました。
あえて言いますが、そのような『マイナスの感情』が原動力となって行動することを私は望んでいません。
私の価値観に反することだからです。
悔しさや怒りをモチベーションとされる方は多いですね。
私も実はそうであるのかもしれません。
それは大きなパワーとなるのかもしれません。
ノーベル受賞者のインタビューを見たときに思い出した気持ち
何年程経つのでしょうか。
お名前も忘れてしまいましたが、青色発光ダイオードの発明でノーベル賞を受賞した方がおられましたよね。
その時のインタビューで、
「私のモチベーションは、怒りだった。」
といった内容の事を言われていた記憶があります。
その時の私の中に生じた気持ちを思い出したのです。
もちろん、その方の発明は偉大でありその方を批判するつもりはこれっぽっちもありません。
ありませんが、原動力が怒りであったと聞いた時に何か残念な気持ちが自分の中に生じたことを正直感じたのです。
「何に対する怒り?誰への怒り?」
偉大な発明に間違いは無いのですが、どこか残念な感情が芽生えていました。
そんな自分でしたが、断酒への原動力も同じような恐怖心のような気持ちから発生していることに気付いたのです。
恐怖心を原動力とすると結果はどうなるか?
少し前にも書きましたが、娘の高校への進路が決まりました。
もちろん親として嬉しく思っています。間違いのない感情です。
一方で、私立高校なのでこれからの出費のこともどうしても考えてしまいます。
お金が減っていく恐怖心が芽生えてきていたのです。
そんな恐怖心を払拭する為に、仕事を頑張り収入を増やそうとするでしょう。
仕事への原動力となってくれるのです。
それも認めます。
ただ、どうしても引っ掛かることもあります。
「それは、恐怖心が原動力となった時その結果は恐怖心で終わるのではないか?」
ということなのです。
お金が減ってしまう恐怖心を埋めるために、必死で収入を上げる。
そして収入が上がった時に待っているのは更なる恐怖心。
更に必要な出費があるから、もっと稼がなきゃいけない・・・
そんな状況です。
月収20万円の人が22万円消費してしまうようなタイプは、その人が100万円稼ぐようになった時には110万円を消費してしまうようになる。
月収10万円の人でもそこから1万円を貯蓄出来る人が、100万円稼ぐようになった時には毎月10万円を残せる人になっている。
そのような話に近い状況を連想させるのです。
つまり、恐怖心を原動力とした行動は更なる恐怖を引き寄せてくる。
だから、自分の原動力は何かを知る必要があると思っているのです。
また、長くなっちゃいました。続きはまた書きますね(^-^;
明日お会いしましょう(^_^)/~
□飲酒の夢から、自分には恐怖心が隠れていることがわかる
□断酒しているメリットも十分に得られている
□一方で何かの恐怖心から、断酒している感情も発見した
□恐怖心を原動力とする行為は、次の恐怖心を引き寄せる
□原動力の源をしっかりとチェックしたいと思っている