前の記事で、『コンピューターは悪魔』といったことを書きました。要は、あなたの時間を些細な事に奪われないように注意して下さいねということを言いたかったのです。
心と体の一体感を強くしてくれる断酒生活
私自身YouTubeに気を取られてしまい、気付いたら1~2時間が過ぎていたということが続いていたのでそのような事を感じていました。
ですが、為になる動画も拝見出来るところがありがたいですね。
先日もブログ記事を書いている時に、YouTubeで音楽を流していたのですがある時点で松下幸之助氏の音声動画が流れてきたので、思わず聞き入ってしまいました(^-^;
さすが『経営の神様』。
全てを経営と結び付けて、素晴らしいご説明を色々とされていました。
こうして自宅から出ることが激減し、少なからず仕事という形で行っていた経済活動からも遠ざかってしまっていいます。
「これが本当の不況って呼ばれる環境なんだ。」
個のレベルですが、そんなことを感じてしまいます。
そんな状況で今、個人として出来ることは自分磨きしかないこともまた強く感じるのです。
不況の時の対策とは
会社の売上が落ち、不況に入った時。
会社ってどんな手を打つでしょうか?
まず思いつくのは、経費の削減ですよね。
社員への給与、出張費などの必要経費を削っていくことによって、売上の減少に耐えていこうとする考え方です。日本の会社では難しいですが、アメリカなんかは即座に解雇したりすることはニュースでも聞くことです。
この程度のことであれば誰でも思いつく対処法ですが、実はあまり良い発想ではないみたいなのです。
下手な経営者ほど、経費を削りたがると言っているのです。
不況によって会社の売上が減少しても、その中味をよく観察すると必ず利益を生み出している強い部門がある。
そこに積極的に投資を行って、更に強くしてやることが大切らしいのです。
また、不況時には権限を上の方へ集中させて動きを早くさせることも大切みたいですね。
売上が落ちているからと言って、会社の足腰まで弱くなってしまうような施策を行うべきではないということです。
再び景気が上昇した時に、すぐに攻めに入れるようにしておくべきであるということです。
これって、今の私たち個人の過ごし方へのヒントでもあると思うのです。
外に出ることが難しい今
外に出ることが難しい状況ですよね。
外に出るとは、積極的に人と接して経済活動を行う事という意味も含んでいます。
家計としても不況に入ってしまっているのです。
今私たちが直面しているこのコロナ騒動にしても、長期化しないという保証はどこにもありません。
そんな時に私たち個人が出来る、家庭の不況対策ってどんなものだろう?
と考えています。
収入が減ってしまっている方々もおられるでしょう。
そんな状況ですから、まず考えるのはやっぱり余計な出費を避けようとすることです。
無駄な電気を点けないことから始まって、食費節約の工夫、水道代なんかの調整が出来る部分を何とかしようと当然考えると思います。
ただ先程の会社不況の対策をヒントにすると、出費の削減ばかりを考えても良くないのかもしれません。
「そんなこと言っても、会社と違って家計の収入が突然増えることはないから、出費を減らすことしか出来ないじゃないか。」
と思われる方もおられるでしょう。
出費の内容をよく観察してみる
確かに会社と家計の条件は異なっています。
でも松下幸之助氏の言われる、
「不況時であっても、強い部分には積極的であるべし。」
といった点については、大いに参考にすべき点があると思います。
そこで家計の出費、固定費の中味を見直してみるとどうでしょうか。
電気代や水道代のようにある程度調整出来るものもあるかと思います。
それらは、たいてい削減していくべき種類のものです。
そして、逆に増やしてあげるべき出費(投資)もあるのではないかと見直してみるのです。
出費とは必ずしもお金だけの話ではありません。
私たちの1日という時間の使い方にも当てはめて考えることが出来るはずです。
何度か過去の記事で申し上げているように、『時間≒お金≒人生』であるからです。
時間への使い方を改善するということは、人生の改善であり、お金の使い方を改善することと同義なのです。
家計にとっての足腰とは
不況時であっても、会社の足腰が弱くなってしまうばかりの対策を取ってはならない。
そうであれば、家計にとってもその足腰が弱くなるような家計のやりくりをすべきではありません。
では、家計の足腰って具体的には何でしょう?
言うまでもなく、人であるはずです。
旦那様であり奥様のことです。
ズバリ結論から言うと、今こそ私たちの普段の時間の使い方を見直す絶好の機会であると私は思っています。
この時期にこそ、家計の収入から各家庭の旦那様や奥様へ使っているお金と時間の中味を観てみるのです。
それらの中に、キラリと光るものが隠れているかもしれませんよ。
例えば私の娘、勉強は出来ませんが料理の腕は驚くほどに上達しています。
高校1年生で、家族全員の夕食をつくってしまうのです。
こんなこと、少なくとも私が高校生の頃の交友関係から思い出そうとしても、今の娘ほどテキパキと料理が出来た方はいませんでした。
だから、娘の料理の為の支出はあまり考えないようにしています。
娘が買って欲しいという食材をそのまま全て買っています。
また、私自身の時間の使い方にも今一歩踏み込んで深堀りしています。
お酒を飲まない時間の質を更に濃くしたいと、心がけています。
こういったことであっても、家庭レベルでの投資の一環として考えても良いと思うのです。
お酒の消費が増えているらしいこの時期に
断酒されている有志の方々。
こうして、このブログを読んで下さっている読者さんたち(^.^)
ハッキリ言って、今は大きなチャンスの時期だと思います。
今一度、自身の出費の中味と時間の使い方を見つめ直して変身出来る可能性のあるチャンスだと思います。
お酒を飲まない私たちだからこそ、このチャンスを活かせるのです。
バーチャル飲み会のような飲み事を開いて、PCの画面を見ながらお酒を飲んでいるような報道もあります。宅飲み用のお酒の購買量も増えているみたいです。
実際、私が勤めている職場の同僚も普段は買わない4Ⅼ入りの焼酎を購入している方も数人います。個人レベルでは、そんなところにお金を突っ込んでしまっている方が多いのでしょう。
こんな環境のなか、何故か突然数年前の大河ドラマ『龍馬伝』が観たくなりレンタルしようなかと考えています。YouTubeで龍馬伝のサントラを流しながら、記事を書いている最近です。
何となくですが、時代の変化を私自身が感じているからかもと勝手に思っています。
龍馬の頃のあの激動の時代に匹敵するほどのことが、今現在起こっていることなのではと感じるのです。
大変な時期ですが、この後に素晴らしい世の中が待っているのかもしれません。
もしかしたら、時代の転換期にあるのかもしれません。
そんな時に私たち個人が出来ることは、自己研鑽くらいしかないのです。
お酒を飲まない私たちにとって、大きなチャンスが来ているのかもしれません。
□不況期には、強みに集中して投資する
□自分個人の強みを探して、自己投資する
□お金だけの投資ではなく、時間的な投資もある
□家庭の足腰の中心は人、奥様であり旦那様
□人への投資を意識できる今はチャンスの時