つい最近の記事でも書きましたが、突然昔の大河ドラマが観たくなっています。
本当に突然思い出したかのように、そんな欲求が出てきているのです。
『龍馬伝』です(^.^)
とても視聴率の高い大河ドラマだったはずですから、ご存知の方も多いですよね。
YouTubeでサントラを聞きながら記事を書いているのですが、その音楽だけで当時そのドラマを観ていた頃の心境まで甦ってきます。
実際どのような方だったのかは知る由はありませんが、常に前向きで泰然とした人物であるイメージが私の中で刻まれています。
それにしてもなぜ、今この時期に突然『龍馬伝』を再び観たくなっているのか?
よくわからないのですが、どうも最近の世の中の状況からそんな気持ちになっているのかなと思っています。
よくよく考えてみても、自分がお酒を止めたタイミングは本当にドンピシャだったと感じているのです。
不思議なくらいに、止めるべき時に止めることが出来たんだなと今思っています。
時代は変わるのか?しかも突然に
会社への出勤も制限されている。社会では医療体制の崩壊が懸念されている。
世界各国でも、同じ困難に直面している今。
これ程のインパクトは、長く生きている方でも初めての経験だと感じる方が殆どであるはずです。この先も同じようなインパクトのある事件は、もう私が生きている間は起こらないかもしれません。
この先どうなってしまうのだろう?
少なからず不安もあります。
つい2ヶ月前と同じような売り上げを継続していくことは、もう難しいかもしれません。
過去の延長線長でのやり方が通用しなくなるかもしれない。
先の見えない不安も少なからず持っていることを認めなければいけません。
ワクワク感も存在している
先の見えない今現在の状況ではありますが、この先どのような世の中が待っているか?
少しでもそんなヒントを得たいと、『龍馬伝』を観ようと思っているのかもしれません。
時代が不安定な明治維新の真っただ中に、今この時期を重ね合わせて考えてみようとしているのです。
昨日まで武士だった人が、突然身分を失うインパクト。
それ程の激動の時代だったにも関わらず、当時その変化に気付かないまま流れるままに過ごしていた方が大半であったのです。
アフターコロナ。
この先のビジョンがクリアに見えている方は、どれ位おられるのでしょうか。
私には全く見えてきません。
ただ一つ、時代の変革期である予感だけはしているのです。
おそらく100年後の未来から今現在を観た時、今が時代が変わっていくターニングポイントにあることがハッキリとわかるのかもしれません。
そう考えると、新たな期待も感じて何だかワクワクする気持ちも生じてきます。
変化は突然表れる
変わる時は突然、あっという間に表面化するものです。
大政奉還、明治維新ほどの時代の大変革ですらあっという間に実現しているのです。33歳で暗殺された坂本龍馬が本格的に時代の変革へ向けて動き出したのは、28歳のときだと言われています。
たったの5年です。
あれ程の変革でも5年で、ガラリと違う時代に変わっていくことになったのです。
そしてそんな激動の時代であっても、多くの人はそのような波に気付くことなく過ごしていたということに、多少の驚きを感じます。
武士の世の中が終わることなど、想像もできない方が大多数だったはずです。
そんな想像もできない変化がすぐそこに来ているとしたら。
変化できる人が生き残ることが出来るということです。
そんな環境の変化にも対応していける人だけが生き残れるのです。
だから、お酒を今止めていて良かったと心から思っています。
酒量が増えている周りの人たち
飲みにも出歩くことが出来ず、かといって仕事に没頭できる環境でもない。
そんな時ですから、お酒の買いだめをして自宅に置いている方もおられます。
気持ちはわからないでもありません。
もし今の私が依然として酒飲みのままであれば、今のこの変化の空気を敏感に感じることは絶対に出来ないでしょう。
きっと夕方になると早くから飲んだくれて、楽しい気分になったつもりになりながら空虚な時間を過ごしてしまうのです。
そんな楽しい気持ちが錯覚であることに、気付かないままに。
断酒して10ヶ月後の世の中がこんな風になっていることなど、想像出来ていたはずはありません。
そしてこの状況が長引くのか、短期で終息するのかすらわからない状況です。
先が見える人など、ほんの一握りの方だけでしょう。
そんな中で私のような凡人が自分の人生を使い切る為には、変化をそのままに受け入れる準備をすることだけです。
今の自分が出来ることをやり、抗わずに大きな変化を受け入れることです。
変化を受け入れる余裕をつくっていくためには、お酒から離れる必要があります。
お酒を飲まずに素の感覚で実学に励む
勝海舟の名言、「世間は生きている。理屈は死んでいる。」
激しく生きている世間に、理屈が追い付くことが出来ない状況。
今もその当時と同じ状況にあるのかもしれないのです。
本に書いてある理屈が通用しない変革の時期には、変化し生きているものに身を投じていくしかないと思います。実学と呼んでもいいでしょう。
今は、お酒に耽っていられる時ではありません。
そのように強く思います。
逆張りとか、あまのじゃくということではありませんが、お酒に走りやすい環境にある今。
こんな時にこそ、お酒から距離を置いていくべきであるのです。
そしてお酒を飲んでいない私たちは、大きく成長できる絶好の機会に今遭遇していることを知るべきだと思います。
自分の強みに気付き、今できる準備をしておく日々も楽しいものです。
「おっと、いけないいけない。わかり易い罠に引っ掛かるところだった。」
と、お酒を上手に避けていくべきです。
そして、この騒動の先に更に私たちが更に進化出来ているようになるべきです。
長期戦になるかもしれませんが、1日1日に出来ることはわずか。
わずかな事を積み重ねていくだけで、断酒生活している私たちは大きく変化出来るはずです。
今日も酒無しの1日に感謝です。
□周りの酒量が増えているのは罠と考える
□罠があるということは、チャンスでもある
□先は見えないが、確実に先はある
□長期戦になっても、1日の作業量はわずか
□激動の時代には、理屈よりも感性で生きる(^.^)