ありきたりで当たり前のことかもしれませんが、ストレスには汗を流すことが一番の解消法だと改めて確認しました。
ルームランナーで走っていると、外に出れない気持ちが徐々に晴れてくるのを感じます。
そうして代謝が始まり汗が出てくると、だんだんと集中している状態になってくるのがわかります。
何も考えずただ足を動かし、手を振って走っているだけの状態です。
マインドフルネスを行って、リラックス状態に入れた時と同じような感覚に入れる時があります。
そんな時はストレス解消に、とても効果的です。
体を動かすと気持ちのストレスにも好影響を与えてくれるのだなぁと、実感出来るのです。
心と体は、切っても切れない関係なのですね。
会社で嫌な事があった時はお酒。
条件反射のように、そのような反応をしていた昔の自分は明らかに間違っていたことがわかります。
体に悪いアルコールは心の健康にも悪い
体と心は切っても切れないものであるとの前提ではありますが、そのように考えるとアルコールがストレスの解消には役に立たないものであることを物語っています。
頭痛や吐き気、体の疲れを引き起こしてしまうアルコールが、心に良い影響を与えるはずがないからです。
むしろ、心にも悪影響を与えているということです。
体の方は頭痛や疲れと言った現象で、
「もう、アルコールは飲まないで。」
といった声を受け取ることはできます。
心の方はどうでしょうか。
頭痛や吐き気のようにダイレクトな反応ではないので、感知することは難しいですよね。
私も長~い期間にわたって、お酒がストレスには良くないことを気付くことなく過ごしてきたのですから。
それどころか、お酒でストレスを解消しようとして飲んでいたのです。
仕事や人間関係で嫌な事があった日などは、特にお酒を求めていたのですから。
逆効果に働いてしまうことを自らしてしまっていました。
ストレス解消にアルコールを求めていた理由
それでも、嫌な事があった時には自然とコンビニに足が向かっていた日々はまだ記憶に新しいです(^-^;
一時的にではありますが、嫌な事を忘れさせてくれるような効果を期待していたからです。
けれど実際は、忘れることは出来ないのですけど。
マイナスの気持ちをゼロにする程度の効果はあったかもしれません。
でも結局、逃げることはできないのですよね。
翌朝、必ず現実に戻されることになりますから。
その嫌な事と、正面切って対処しなくてはならない時が必ず来るのです。
そこから逃げきったとしても、別の形で同じような問題がきっと表れるでしょう。
その問題をクリアしない限り、ずっと。
目の前の問題を乗り越えない限り、レベルアップのための次の問題は来てくれないからです。
宿題を先延ばししてしまう小学生のような感じですね。
夏休みの宿題を先延ばししても、いつかは絶対にしないといけない時が来るのです。
お酒を飲まないことが心の健康を増進させてくれる
ルームランナーで体を動かすと、心までリフレッシュ出来ることを実感している最近です。
体と心が切り離せないのであれば、体をリフレッシュさせてあげればいいのです。
そんな簡単なことだったのですね。
お酒を飲まないだけで、二日酔いも無くなり規則正しい生活習慣も身に付けやすくなります。
必然的に心の健康状態も良くなってくれて、ストレスも軽減してくれるのです。
逆に、
「今日は動きたくない。会社に行きたくない。」
と思ってしまう日は、もしかしたら体がきついのではなくて心の方に何か抱えてしまっているのかもしれません。
専門ではないのであまり突っ込んだお話はできませんが、いずれにしてもお酒が悪影響を与えてしまっていたことが今の私にはわかります。
その証拠にお酒を飲んでいない現在、健康診断にも良い数字が出ています。
そしてストレスもかなり減っていることを実感出来ているのです。
飲みたいばかりに、目を背けていたもの
いまではそんな私ですが、お酒が効果的であると勘違いしていた時期があったということです。しかもかなりの長期間にわたって。
一見すると効果的であるようなものでも、実際は逆効果に働いていることもあるということです。
ただどこかで、
「このまま飲み続けている生活は良くないなぁ。」
といった気持ちは持っていました。
小さなものではありましたが、飲むか飲まないかと言えば飲まない方がいいに決まっているといった考えではあったのです。
でもお酒を飲む自分を肯定するために、一生懸命お酒のプラス面を見つけようとしていただけでした。
彼も飲んでいるけど、社会的には立派な方だ。
お酒が、人間関係の潤滑油の役割をしてくれている。
飲んでも普通に生きている人はいくらでもいる。
そんなことを無理やり自分に言い聞かせている部分もあったのです。
そんな私に決定的に欠けていたもの。
それが、お酒を止めることによるメリットの数々でした。
飲まないことによって自分が手にすることになるメリットに目を向けることがなかったのです。
断酒によって得られる多くのメリット
飲む理由、飲むことによるメリットばかり考えていて、飲まないことによる大きなメリットを何一つ考えることはありませんでした。
飲まないことのメリットを挙げていくと、飲むことによるメリットがあまりに小さすぎることに気付くことになります。
新しいことを始める行動力がつく
体調が良くなる
ストレスが軽減される
自分に自信がつく
本当の自分自身に正直になれていることを実感する
お金が減らない
将来に希望が持てるようになる
人生が変わり、好転していることを実感できるようになるetc・・・
さらっと1分もかからず、これだけのメリットが列挙されました(^.^)
どう考えても飲まないメリットの方が多すぎて、『お酒を飲む』ことがあまりに割に合わない行為であると知らされてしまいます。
お酒を飲むメリットとデメリット。
お酒を飲まないメリットとデメリット。
ちょっと紙に整理してみるだけでも、飲まないメリットしか出て来なくなることに気付かれると思います。
もしあなたがまだ飲酒されているのであれば、お酒を手離す行為は途方もなく高い壁のように感じることでしょう。
でもその後で得られるメリットと変化は、遥かに大きなものです。
決して後悔することのない選択となるでしょう。
□心と体は切っても切れない
□汗を流すことは、心の健康にもつながる
□体調を崩すお酒は、心の健康にも影響する
□飲むメリットよりも、飲まないメリットの方が遥かに大きい
□断酒への選択があなたを後悔させることはない