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飲酒欲求はいつまで続くの?

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飲酒欲求は一生続くもの?

私の断酒生活を実況中継し始めてもう4ヶ月が経過しました(^.^)
断酒そのものは既に5ヶ月が経過しています。

こうして毎日発信していると、他の断酒仲間の方々の情報にも好奇心が向いていくようになり色々な方のブログを拝見させて頂くようになりました。

それぞれの文脈に個性があって、「文章うまいなぁ」と感心させられるブログもたくさんあって楽しませて頂いています(^^

私とは比較にならないほどの依存状態に陥っていた方もおられ、壮絶な経験をされたのだなぁと驚くことも少なくありません。

そして最近驚いたことが、飲酒欲求についてです。

断酒を始めてもう23年が既に経過している方のブログを覗いてみたときのことです。
その方は今もまだ飲酒欲求があると書かれていたのです。

断酒5ヶ月の私にはもうほとんど飲酒欲求無し

体質などによってその期間は変わってくることは想像していましたが、まさか23年経過してもまだ飲酒欲求が起こってくるということには少なからず驚いてしまいました(*_*)

2年経っても、断酒直後と変わらない程の飲酒欲求があるのでしょうか?
そういえば、断酒10年以上続けた方でもスリップしてしまう方がおられるという話も聞いたことはあります。

私は断酒5ヶ月ですが、本当にもう強い飲酒欲求を感じることはありません。
状況によっては、飲酒欲求が起こることもあるのですがそれも長い時間ではありません。

この辺りは、各人の体質や過去の飲酒習慣の違いによって差は出てくるのでしょうね。

それでも2年、3年と経過してもいまだに飲酒欲求を感じられる方は本当に大変だろうなぁと思いました。

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お酒への直面を避けて生活する

こうして断酒についてのブログを発信されている方は、どうしても飲酒について考える時間が多くなってしまうはずです。

私の場合は、お酒というよりも断酒後のメリットばかりを考えているのでお酒そのものを考えることは普段の生活ではあまりありません。

そして近い将来、お酒のことが自分の頭から完全に離れていってくれればと思っています。
お酒そのものから、自分の思考を完全に隔離出来る日が来ることを目指しています。
お酒に直面することなく、自分とは全く別の世界にあるものとして認識する感覚です。

今の私自身の状況から判断すると、それ程難しいことではないと思います。
近い将来、お酒が私の思考から遥か遠い過去の記憶へと消えていくことと感じています。

少し前の記事で、距離を置くことで視点が変わり新しい発見があることを述べました。

断酒というワードが遠い存在になってきている断酒生活が特別でなくなってきている 早いもので断酒ライフも5ヶ月が過ぎ、ノンアル大晦日ももうそこまでです(^.^) こうして断酒...

 

やはり、お酒のことをずっと考えてしまうのは辛いことだろうなと思うのです。
断酒生活を続けているのに、そのメリットよりも飲酒欲求と直面する時間が多くなってしまうと本当に大変だと感じます

そこで飲酒欲求を忘れるために、何かいい方法は無いかなと考えてみました。

今の自分に考えられる方法は、意図的に意識を別のところに向けることによって辛さを忘れる方法です。

子どもの頃に足に貼っていた湿布薬

元気に外を走り回っていた小学生の頃。
転んだり、怪我などは日常茶飯事の少年時代です(^-^;

膝が痛くなった時は、親が私の足に湿布薬を貼ってくれたものでした。
貼っている時は、冷たくなって気持ちがいいです。

でも、問題はそれを取る時です。

足の毛が一緒に抜けるので痛いのです(;^ω^)

お風呂に入った時に、少しずつ時間をかけながら取ったりして、子どもなりに工夫をしていました。

ですが一度私の弟が、面白いやり方で私の足に貼っていた湿布薬を剥いだことを覚えています。

その時、私は足の痛みを感じることは全くありませんでした。

ご存じの方は多いかもしれません。私の妻は知りませんでしたが・・・。
もう35年以上前の少年時代のことですが、私はそのことを今でも覚えています。

湿布薬を剥ぐ時に、私の足の別の部分をピシャッと叩きながらもう一方の手で湿布薬を取っていったのです。

右手でピシャッと足をたたく。
そして左手で同時に湿布薬をベリッと剥がしていく。

それを数回行って私の方は痛みを感じることなく、湿布薬を取ることが出来たのです。

理由は簡単です。

私の意識が、叩かれた足の方へ行ってしまい湿布薬を剥ぐ時に痛みを感じないからです。

一つの感覚を使うと、他の感覚はシャットアウトされるということですね。

断酒で自己実現の可能性がほんの少し前の記事で、 『問題に集中し過ぎない』 という内容の記事を書いています。 https://positive-dans...

 

意識を別のところへそらすこと。
それによって、飲酒欲求を感じることなく過ごすことが出来るのではないかと考えました。

考えをどの方向へ向けるのか

どういった考え方を選ぶのか、どの方向へ意識を向けていくのかは非常に大切な選択となります。

意識が飲酒欲求に向いてしまうと、そればかりを考えてしまうことになります。
飲酒という行為と常に直面してしまうことになるのです。

飲酒欲求と戦わなければならなくなります。

何かの目標を達成したいと頑張る時、途中で挫折してしまう原因の一つに
『戦ってしまっている』
ことが多いように私には思えます。

手強い敵のように身構えてしまい、戦う体制を取ってしまうのです。

一方で、

少し昔の映画ですが、マトリックスという作品からのセルフを引用すると、
「達成出来ていることを知る」
といった考えを取ってみると面白いのではないでしょうか。

この場合、戦うというよりも飲酒欲求と自分はもう無縁なのだという考えを選択することになります。

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意識をそらすという考え方を応用する

一つの感覚にフォーカスすると、他の感覚は閉じてしまいます。

『意識を飲酒欲求に向けない』という表現も可能ですが、それだと逆の意味で飲酒欲求へ意識が向いてしまう可能性もあります。

恋愛心理に例えれば、
『嫌いの反対側は好き』
ということです(^-^;

嫌いという感情をその方に向けている時点で、意識してしまっているということです。

だから、色々な表現を試してみます。

飲酒欲求への意識を無くす ⇒ 新しく初めた筋トレへ意識を集中する
お酒のことは考えない ⇒ 半年後の資格試験のことだけを考える
スリップは絶対にしない ⇒ 野菜ジュースを毎日飲む

私もこのブログで何度も、
「スリップはしない。」とか「お酒は飲まない」
と言った表現を使っているのであまり言える立場ではないのですが、物事を進めるためには『肯定語』を使った方が良いと言われています。

断酒成功の秘訣は、肯定語!断酒成功の秘訣は簡単なところにある。言葉の使い方一つで断酒も簡単になる。...

 

○○へ意識しない よりも、 ☆☆へ意識する
○○はしない よりも、 ☆☆を実行する

そのような表現を考えた方が、脳は認知しやすいと言われているからです。

武道をされる方の言葉で、『無念無想』という表現を聞いたことはありますか?
何も想わずといったことなのでしょう。

ですが、実際には「何も想わない、念じない」という行為はとても難しいのです。

むしろ、「このことだけを想う、念じる」と、思いの方向を一つだけに集中させた方が簡単です。

例えば、自分の呼吸だけに意識を向ける。
視覚だけに意識を向ける。
聴覚だけに意識を向けてみる。 等々・・・

一つの事だけに意識を集中することによって、他の感覚を休めそして結果的に集中状態に入りやすくなります。

この習性を利用して、飲酒欲求にも対応出来ないものかなと今日はそのようなことを考えてみました(^^)/

最後まで読んで頂きありがとうございました。
明日もまた、新しい断酒の一日を過ごしましょうね~(^^)/

まとめ

飲酒欲求にとらわれないよう意識の方向を変える
否定語ではなく、肯定語で考えてみる
何も考えないよりも、一つの事だけを考えてみる
呼吸・聞こえる音など単純な一つの事だけの意識にすることがコツ
迷ったときは湿布薬を思い出して(*^^*)

 

 

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