暑さもだいぶ和らいできていますが、出張先から福岡へ戻る新幹線に乗るときに売店に目立つように並んでいる冷えた缶ビールを見ると、『ゴクッ』となってしまうエアです(・_・;)
まだまだですね(^_^;) まっ、でも長年飲み続けてきたのですから当たり前の現象だと受け止めて、淡々と断酒生活過ごしますよ。
8対2の法則ってご存知ですか?
『パレートの法則』とも呼ばれるこの法則。
色々なセミナーで紹介される法則なので、既にご存知かもしれませんが簡単にご説明しますね(‘ω’)ノ
要約すると、『物事の重要な部分は全体の2割だけである』ということです。
例えば、あなたが1日8時間の勤務時間があるとしますよね。
その8時間の内に本当に大切なのは、その2割にあたる1.6時間(96分)のみであるということです。
言い方を変えると、勤務時間の重要な1.6時間をしっかり押さえるとその日の仕事の8割は達成出来たと考えられることになります。
でも、もしあなたが完ぺき主義で100%の成果を求めると8時間フルに集中する必要があるのです。
逆に80%の達成率でいいやと割り切ると、2割の1.6時間を押さえればいいのです。
1ヶ月の勤務日数が20日とした場合、重要な4日をしっかりと押さえることが出来れば8割の16日分の働きが出来るという考え方です。
面白いでしょ? 結構この法則、当たっているのですよ。
例えば、私が営業社員として担当している顧客数は50~60社位の法人さんです。
50社さんとすると、重要な顧客様は2割の10社ということですね。その10社さんの売上だけは何が何でも押さえておく必要があるのです。そうすれば、売上の8割は確保出来るということです。(^^)/
断酒生活にとっての2割って何?
前置きが長くなっちゃいました(^_^;)
以前の記事で、断酒期間の一つの目安として1年間と書きました。
そうすると、断酒生活の山場というかポイントは365日の2割、73日しかないのです。
73日の正念場をクリアすれば8割方達成に近づいたということなのです。
別の表現にすると、断酒生活といっても24時間ずーっと苦しい訳ではないということです。
睡眠時間もありますが、24時間の2割だったら4.8時間だけです。
1日のうち、4.8時間をしっかりと自覚して押さえておけばその日の断酒は達成できると考えてもいいということですね(^^)/
4.8時間の内、私の場合ですと午後4時頃からが飲みたくなる時間帯ですね(・_・;)
午後4時から9時頃までの時間帯の誘惑に注意すべきだということです。
1ヶ月で計算すると、たったの6日のみです。
それ以外の24~25日はそれ程の我慢は必要ないということになります。
飲み会の日であったり、お客さんへの接待であったりポイントとなる山場はいくつか出てきますよね。
そういった時に、
「あっ、これが重要な2割の時だ。ここは肝心なところ。」
と思って対処されてみてはいかがでしょうか?
「なんか、ちょっと強引だなぁ」と思われるかもしれませんね(^_^;)
私も、実はちょっと強引なこじつけになってしまうかな?
とこのブログを書きながら思ってました(^_^;)
でも、結構使える法則なのですよ。
私は、会議や仕事の商談時間の際にはポイントの2割を意識するようにしています。
もちろん、仕事以外でも色々な応用は出来ます。
- この本の2割のポイントはどれだろう?
- この映画で、2割だけ押さえるシーンがあるとしたらどの部分だろう?
- 今日は2時間の習い事があるけど、大切な24分を逃さないぞ!
そんな感じで考えてみると、平凡な日常に少しのスパイスが加えられるかもしれませんよ。
断酒生活が無ければ、私もこんな風に改めて考えを整理出来ることもなかったでしょうね。
やっぱ、断酒ってメリット多すぎです(^_^)/~