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コロナに感染して再確認した断酒生活の素晴らしさと新しい扉

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なんか背中が痛くて、だるいなぁ・・・。

ネクタイを締めて、出勤準備をしていたいつもの朝でした。

体調の異変をわずかに感じながら、コーヒーを飲んでいた朝。

 

「何かがおかしい・・。熱を計ってみよう。」

目にした数字は、38度超え(汗)

数度計ってみても、結果は同じでした。

 

「ヤバいな・・・(汗)」

 

こんなご時世だから瞬間的に頭に浮かんだのは、ご想像されている通り・・、

コロナの文字でした。

コロナ感染者となってしまった

「もう今日は、出勤できない・・。」

朝の6時頃でしたが、取り合えず会社の連絡網に一報、ショートメールを入れます。

 

まずは診察できる病院を探そう・・、それともPCR検査が先??

感染の疑いがあった時の行動を全く想定していなかった僕は、恥ずかしながらこんな状況になって色々と調べ始めたんですよね。

 

会社からは、僕が座っているデスクの周りの同僚たちの出勤を止めて、至急PCR検査を受けるよう指示が入っていたみたいでした。

 

仕事や家族、隔離生活のこと・・・、

これから起こりそうな、色々なことが頭をよぎりながら、僕がチラッと考えていたこと・・。

 

それは、本当に不謹慎で申し訳ないのですが・・、

「しばらくは、休日だ。」

そんなことだったんですよね(汗)

 

外出できないという制約があるにしても、自宅でゆっくりと過ごせるなと呑気に考えていた愚かな僕でした。

一気に悪化してきた体調

無症状の人が多い。

そんな情報が多かったこともあり、軽く考えていたことも事実です。

 

「2~3日寝れば大丈夫だろう。あとは自宅で自由時間だね。」

 

このブログで嘘は言いたくないので、正直なことを告白しますが・・、

「10日の隔離期間があるとしても、1週間は好きなことに時間が使えるな♪」

そう思って、多少のワクワク感がありました・・(汗)

 

ところがそんな愚かな幻想も、2時間後にはあっけなく打ち砕かれることになります。

「もう外出する元気がない・・・。」

体の痛みと倦怠感に襲われ始めていたんです。

 

病院に行くために電話をする頃には、もう服を着替えるのも辛くなってました。

予約が取れた時間は、2時間後。お昼前の時間帯です。

「1時間でも横になって、寝ていたい。」

1時間のタイマーセットして、倒れるようにベッドに横たわりました。

 

「この診察だけは、延期できない。」

会社や同僚の人たち。

僕の症状で影響を受けている多くの人のことを考えると、診察を明日に延ばすことは絶対に出来ない。

その気持ちだけで、何とか車に乗って病院に向かったのです・・。

自宅療養生活のスタート

鼻の奥に綿棒を突っ込まれて、検査を受けました。

後日病院から来た電話は、陽性。

家族全員、陽性という結果でした(汗)

 

その電話を受けた頃には、もう1日の大半をベッドで過ごしていたので、自分でも普通の風邪ではないことは感じていました。

「そうだろうね・・、インフルエンザでもここまで寝込むことはないから。」

来るべき結果が来ただけ。

そんな感じでした。

 

その日から毎日、保健所から電話が入るようになり・・・、

 

僕だけであれば、どこかのホテルで隔離の可能性もあったのですが、家族全員で自宅療養することになったんです。

 

発熱から10日間は、外出禁止です。

そのうちの1週間、僕の熱は下がることなく、ほとんど寝て過ごすことになってしまいました・・。

3日後には、のどの痛みに苦しみ、次に咳。

熱だけは下がることなく、1週間が過ぎていました。

 

大きな病気をしたことのない僕は、どんなに体調が悪くても2日間も寝れば回復していたのですが・・、

これ程の期間をベッドで過ごすのは、初めての経験です。

 

学生の娘は、初日こそ39度超えの熱がでたのですが、3日程で元気になり、妻もすぐに回復しました。

僕だけが、ずっと苦しむことになってしまたんです・・。

女性は強いですね(笑)

 

ネットの情報を見てみると、ホテルで出される食事がお粗末だの、色々と苦情を言っている人もいるみたいでしたが・・・、

僕の場合は、食事どころではなかったです。

もう何も食べたくない状態でしたから・・。

食欲を失って思い出した断酒当初の気持ち

たったの10日間で、一気に5㎏以上の減量に成功しちゃいました(笑)

 

習慣の力はすごいですね。

一応食事の時間になると、ベッドから起き上がって食卓についている自分がいます。

ところが、何も食べたくない。

体が受けつけないんですよね。

 

気持ち程度のお粥を口にして、もうお風呂に入る力もなくそのまま再びベッドです。

本当に助かったのは、妻と娘も陽性ではありましたが回復が早かったことです。

調子が悪かった僕を看病してくれたのが、ありがたかったですね。

 

「あぁ、今日も何も楽しみがないんだな・・。」

食事と言う楽しみがなくなっただけで、1日がこれ程つまらなくなるのか・・。

 

何気なく生活習慣の一つとして入り込んでいた、食事の大きさを感じていました。

いつもの食事ができないことで、大きな喪失感を感じていたんです。

 

早くこの苦しみから解放されたい・・。

そちらの方の欲求が大きくて、食事への楽しみが消えてしまっていたんですね。

ちょっと大げさな表現ですが、絶望に似た気持ちを感じていました。

大きな楽しみを失ったような気持ちになっていた断酒当初

頭痛に苦しみながらも、僕は断酒当初の頃を思い出していました。

 

「そういえば、お酒やめた直後も似たような心境だったよね。」

いつもは気にしてなかった、食事という生活の一部。

 

これって、大切なものだったんですね。

 

食欲が無くなるだけで、食事の時間が僕にとって大切なものだったことに気付いたんです。

同時に、大きな楽しみが失われたことも・・。

 

そう、お酒をやめた当初もそうでした。

 

「仕事で疲れて家に帰っても、何の楽しみも無い・・。」

そんな空虚な気持ちに襲われていたことを思い出しました。

 

ところが・・・、

 

そんなお酒の楽しみがなくなった代わりに、いつの間にか普通の食事が僕の大きな楽しみに取って代わってたんですね。

 

今回コロナに感染して、そのことに気付かせてくれました。

 

お酒という楽しみは無くなったけど、別の楽しみがいつの間にか生まれていた。

 

一つの扉が閉まる時、別の新しい扉は必ず開くものなんですよね。

いつまでも過去の楽しみに執着していては、いけないんです(笑)

 

捨てた瞬間に開く、新しい扉に気付くことができるか否か?

 

断酒しているあなたは既に、新しい扉の先を歩んでいるはずです。

失うだけの人生なんてあり得ない

断酒して、楽しみを失ったと思っているかもしれません。

でも確実に、新しい何かが生まれようとしているのです。

絶対に新しく得るものもあるんですよね。

 

ただそれに気付くことができるのか?

今あなたが手にしている幸運が、お酒という扉を閉めたことによる恩恵だと気付けるのか?

 

お酒をやめてあと4ヶ月で、3年になります♪

そんな僕の人生は、食事の楽しみ以外にも多くの幸せの卵を手にしています。

 

仕事上での大役、新しい挑戦。

新しいビジネス・・・。

 

多くの道が拓けようとしているんですよね。

 

人生は、確実に変わっている。

 

断酒を決断し、行動するのはあなたです。

そしてそれに取って代わる、新しい楽しみの扉を開くのもあなたです。

その新しい扉は、あなたの家族や大切な人も喜んでくれる希望の扉です。

 

新しい扉。

新しい人生。

新しいあなた。

 

断酒は、楽しみを失うものではないんですね。

より大きな人生の喜びを与えてくれる行動なんです。

 

今日のまとめ

□些細で小さかったお酒の楽しみ
□断酒によって開く別の楽しみの扉に気付けるか?が大事
□失うものよりも新しく得るものに目を向けてみよう♪
□断酒3年目の僕も今、大きく人生が変わっている
□コロナから回復してわかる食事のありがたさ♪

 

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