2021年もあと5時間を切ってしまいました(^-^;
「年の瀬になると、過去の飲酒経験の記憶が蘇って来てしまって飲みたくなるなぁ・・」
そう悩む方は多いと思います。
心配しないでください♪
断酒3年目で、こうして断酒ブログを書いている僕でも・・、
この時期になると、ビールのことが頭に浮かんできたりするのですから(笑)
まぁ、この辺は人それぞれなのかもしれませんね。
「もう酒のことなんて、頭に浮かばない。」
「無関心、関心が全くなくなった。」
そのようなことを言っている人も大勢いますから。
でも僕の場合は、飲酒の記憶が完全に頭から離れてはくれないんですよね。
少なくとも現時点では。
もちろん断酒生活で得られる毎日の方が、ずっと素晴らしいことは言うまでもありません。
圧倒的に断酒パワーの方が勝っているのも事実です。
それでも、この時期になると
「お酒、一杯くらいだったらいいかな~」
という気持ちがだんだんと大きくなって、
「どうしようかな・・・」
なんて迷う段階に入っていく人も、少なくはないと思います。
今日はそんなあなたへ、僕からのメッセージを送ります♪
望まない感情が生まれた時の付き合い方
ぶっちゃけ、僕の本心を言ってしまえば・・。
「お酒のことなんて、全く頭をよぎらなくなった。」
そのような人は、少数派ではないかなと思うんですよね(^-^;
「いや、私は本当にお酒への未練なんてこれっぽちもない!」
これも本当でしょう。
実際、そのようなことをおっしゃっている断酒成功者もたくさんいますしね。
信じていないわけでは決してありませんよ。
あくまで、断酒3年目に入っている僕の場合のお話しです。
年末や連休前になったりすると、お酒のことがチラッと頭をよぎることってあるんですよね(汗)
もちろん、
『手が震えて、どうしても飲みたい・・・ぶるぶる・・』
というほどのものではありません。
本当に小さな、握りつぶせるほどの欲求ではあるのですが、決してゼロではないんです。
そんな気持ちが浮かびつつも、断酒間もない人たちに勇気を与える意味で
「1年経過したら、もうお酒への関心なんてゼロになるから。」
と方便のように使っている人も、もしかしたらいるのかもしれません。
そうしたことを否定するつもりは全くないのですが・・、
僕の場合は、自分の中から生まれてくる小さなお酒への感情を認めることにしているんですよね。
忘年会でのひと時のこと
年末になると、忘年会や接待でどうしても酒の席を避けることのできない人は多いでしょう。
僕もつい先日、送別会という名の飲み会に参加したばかりです。
その時には、飲酒欲求は全く浮かび上がってきませんでした。
それどころか、
「飲まなくなって良かったなぁ~」
としみじみと実感していたくらいです。
何も気にすることなく、車で帰ることができる。
明日も二日酔いとは無縁の爽やかな朝を迎えられるだろう。
そうしたことを感じながら、面倒なことを考える必要がなくなった断酒者の特権を実感していたからです。
ところが・・・、その翌日。
仕事納めの日に、かすかな飲酒欲求がやってきたのです。
ほんの少しだけ浮かんできたビールの映像
「明日は自宅の大掃除だな。」
そんなことを考えながら、頭に浮かんできたのがビールだったんですよね(汗)
自分の中から浮かんできた映像を実感しながら、
「明日からは、もう朝からコレですか(笑)」
と隣のデスクに座っている同僚に話しかけました。
手で飲んでいる仕草をしながら、コレですか?と話を振ったんです(笑)
「いやいや、明日は朝から飲んだら妻から大目玉よ。大掃除があるからね。」
と笑いながらその方は言っていました。
「大晦日くらいからかな。朝から飲むのが許されるのは♪」
そう楽しみそうに言っている同僚の姿を見ながら、少しだけ羨ましいなと感じている自分の感情を実感していたんです。
抑え込もうとせずに認めることで望まない感情も消えていく
そうした感情は避けられないもの。
僕はもう、そのように割り切っています。
何年後かお酒への欲求もゼロになる日が、僕にもやって来るのかもしれません。
でも飲みたい気持ちが復活してきても、全く気にするつもりはありません。
あなた自身の中から生まれてきた気持ちは、抑え込もうとすると強く主張してくるようになっているんです。
水に浮かんだ風船は抑え込んで隠そうとすると、更に強い力でポンッと水上に上がってこようとします。
でも・・、
「あっ、あそこに何か浮かんでるな。」
そんな感じで視界の片隅にあるものを小さく観察するだけで・・・
フワフワと、水平線の向こうに消えていってくれるものなんですよね。
そうして、望む感情だけをあなたの力で選択するだけなんです。
断酒が人生を好転させるのは本当
あなたが望む人生。
明確なあなたの夢はありますか?
もしまだそれがないのなら・・・、
ぜひぜひ、断酒しているあなたには、希望に満ちたあなたの未来を明確に描いて欲しいです。
なぜなら・・・、
水上の風船、飲酒欲求がやって来た時に、フォーカスすべき方向を設定しておきたいからです。
向かうべき方向がなければ、いつまでのその風船が気になって意識から遠ざかってはくれません。
「あんなところに、飲酒欲求の風船があるな・・、随分遠くに。でも私の向ける視点はこっちだ!」
こうしたあなただけの北極星があれば、飲酒欲求なんて取るに足らない些細なものなんです。
それどころか、その飲酒欲求があなたの北極星をより強く確認させてくれることでしょう。
断酒は、あなたの人生を好転させます。
素敵な年末年始をお過ごしください♪
こうしてこの記事を読んで下さっているあなたのことを僕も考えながら、年を越したいと思います。
来年も良い年にしましょうね!