このブログにて何度も私が述べているので、聞き飽きているという方も多くおられるかもしれません。いや、きっとおられるでしょう(^-^;
私は『考え方』の内容に、とても重きを置いている人間です。
何を行うにも、まずはその為のマインドを固める作業が大切だと信じているからです。
その人の考えている内容が、その人の人生を完結させる。
大げさかもしれませんが、そのようにも思っています。
マインドの違いによって生じる結果の差を感じさせてくれた、一つのお話です。
マインドの大切さを再認識した日
数日前のことですが、車中での移動中に流れていたラジオで面白い話を聞きました。
普段の車の運転でラジオを流していることはないのですが、その時はたまたま(^.^)
そういう時に限って、有益な情報が入って来るので面白いですね。
さて、その時に話されていたことですが・・・
車だけではないでしょうが、色々な乗り物に設備されているナビについてです。
方向音痴の私が出張先の知らない場所でも、こうして毎日元気に色々な場所へ訪問出来ているのはこのナビがあるからです。
ところが、時々ナビの調子が悪い時があります。
この原因についてお話されていました。
現在地が違って表示されたり、時間の誤差が生じたりする原因についてお話されていました。
ナビ情報に狂いが生じる原因として、空気中の水蒸気があるらしいのです。
空気中の水蒸気のせいで、電波によって受信する情報が影響を受けることがあるというなことを言われていました。
と、ここまでであれば普通の豆知識で終わってしまうのですが・・・
肝心なところはその先です。
ナビの不具合の原因を利用して
私が、「なるほど!」と思ったのはこの先のお話を聞いた時でした。
空気中の水蒸気の量や状況によって、ナビ情報の狂いが生じることがわかった。
とすれば、ナビ情報の誤差を確認することによって空気中の水蒸気の状況を知ることができるはず。
⇒雨や嵐の予報がこの誤差を確認することによって、より正確に可能になるのではないか?
といった発想で、海上を航行されている方々へ役立てる機械がつくられた。
そのような内容でした。(一度聞いただけなので、細かい部分まで正確な情報ではありません)
ここで私がお伝えしたいのは、ナビと水蒸気の関係ではなくて『発想・考え方』についてです。
変化を望むならまずは考え方を変えていく
断酒後の気付きとして、『考え方』を徹底的に見つめていくことの重要度をこれまでにも述べてきています。
次の記事なんかは、その一例ですね(^.^)
『ナビ情報の狂いが空気中の水蒸気にあることを発見した』という一つの事柄。
→どうしたら、この水蒸気の影響を避けることが出来るだろう?
→水蒸気の影響を受けないような装置をつくることは可能だろうか?
→この誤差を計算して、正確なナビをつくることは可能だろうか?
全くの門外漢である私が言うことではありますが、おそらく水蒸気に影響されて情報に狂いが生じるということを聞いた時に真っ先に浮かぶ発想は、大方こんなところです。
いかに、水蒸気の影響を受けずにナビ情報を出せるシステム・・、そんな方向へ考えを進めることでしょう。
ところが、この一つの事実への全く異なる視点からの発想もあったのです。
「この誤差が生じる原理を利用して、水蒸気の量を計測することが可能なはずだ。」
そうして、全く別の次元での商品へのアイデアが生まれました。
考え方や、問いかけの仕方がいかに大切かということをこのエピソードは教えてくれます。
普段の生活でもちょっと視点を変えてみるだけで
このように『視点を変えてみる』ということを日常の生活で取り入れてみると結構楽しめたりします(^^♪
先程のお話のような偉大な発想が、突然生まれるわけではありません。
でもこういったことも、やはり日頃からの訓練というか練習みたいなものだと思います。
日常の生活で、意識して発想を変えてみるのです。
コロナウイルスの感染者が県内でも増えている(事柄)
→怖くて外出出来ない・・・、人の集まる場所へは行けない
→外出できずに、退屈されている方も多いのでは?
→ピザ配達のアルバイトの人達は忙しいのかな?
→ゲームの需要が増えているかもしれないね
→会社に行かずに生計を立てている人は、こういう時に強いよね
普段の自分なら考えないようなことも、あえて想像を膨らませてみたりします。
不眠症なのかなぁ?眠れなくて体の疲れが取れない(事柄)
→よく眠れる薬は何だろう?
→いつも眠たいと言っている人がこのことを聞くとどう思うかな?
→「いいね、眠たくならないなんて。読書の時間がたくさん取れるね。」
→いざ寝ようとすると眠れない。
これは、覚えようとすると記憶出来ない受験生の悩みみたいだ
→苦労せずに記憶できる方法があれば、きっと需要は大きいだろうな
等々・・・
お客様との電話のお話でも、天候の変化でも全ての状況へ起こす自分自身の反応には長年染みついたパターンがきっとあるはずです。
そんなパターンからあえて外れてみて、ゲームのように発想を派生させてみるのです。
結構楽しいですよ(^.^)
自由な発想で。
従来の自分の発想では到底出てこないようなことを考えてみるのです。
断酒生活をしている自分が学べること
ゲームのように、発想の角度を変えながら違った視点を得る為の練習をしてみる。
こうして書くのは簡単ですが、実際はとっても難しいことです。
強く根付いた自分の考え方を取り除くことは、そんなに簡単ではありません。
特に自分自身が充実している時は、変化を起こす必要も無いと感じることは自然な事ですから。
ただ断酒を始めると、この『考え方』への変化が自然と訪れてきます。
受験対策で、額に汗かきながら必死になって英語を勉強している学生。
一方で、
好きな洋楽を聴きながら、いつの間にか英単語が頭に入っていた学生。
英語テストの結果は同じだとしても、この二人に必要な努力量の差は歴然としています。
省エネと効率面から考えると、圧倒的に後者の方が有利ですよね(^^♪
しかも、受験が終わった後もずっと記憶として残せていける方も、後者でしょう。
両者の違いは、素質とも説明出来るかもしれませんが『考え方』の違いとも説明できると私は思います。
英語そのものへ、意識を向かわせている前者。
そして、英語ではなく歌の方へ意識が行っている後者。
たとえ、英語テストで同等のスコアを取っても両者のアプローチ・考え方の違いは生じているのです。
このことを断酒にも活用することは可能です。
断酒から派生する思考は、無限大ですからね。
では普段の断酒生活で、どのように思考のアングルを変えていくゲームを活用できるのか?
次の記事で、このことについて触れていってみようと思います。
□ナビ情報と空気中の水蒸気との関係をラジオで聞く
□一つの情報から、違って視点で天候を予測する方法を思いつく
□考え方・フィルターの違いは、アイデアの差として表れる
□考え方が性格をつくるように、それを変えることは困難
□しかし断酒によって、自然と変わっていく『考え方』