少し前に、娘が始めているダイエットの記事を書きました。
炭水化物を取らず、極端に少ない食事の毎日だったので親としては心配になったりします。
そんな日々が続いていたある日、
「もう卒業式も終わったんだし、今日だけは食べたいもの食べようよ~。」
と妻が一言はなった時です。
「いいよ、今日は食べたいもの食べる。」
と返事したのです(^^♪
そして、まずはキャラメルを口に放り込み・・・
「あ~、体に染みるぅ・・・」
と汗を流した後にビールを飲む酒飲みみたいなセリフが出てきました(^.^)
「ほら、体も喜んでるよ。まだまだ成長期なんだから、食べ過ぎない程度に食べたほうがいいに決まってるよ。」
そんなことを、言いながら外食へ出ることになったのです。
たちまち顔に赤みが戻ってきた娘
私も妻も驚いたのが、娘の顔色が急速に変化していったことです。
出される料理を口にしながら、娘の顔色がどんどん生気をみなぎらせ赤みを増してきたのです。
「美味しぃ~。」
とダイエット中にイライラしていた表情も一変。
久し振りの家族の笑顔が戻ってきました(^.^)
顔色が悪いなぁとは思っていましたが、食事をとりながら生気を取り戻している娘の顔を見ながらここまで顔色が悪かったんだと親の方も再認識したくらいです。
やっぱり、食事って大事ですね。
自宅に戻った後も、
「今なら、何でもできる!」
とミュージカルで習っているステップを踏んでダンスを始めていました(^^♪
あ~、食べてくれて良かった。
娘が食事を摂ってくれて良かったと、口に出さず感謝の気持ちで過ごした一日となりました。
断酒後に元気を取り戻している自分
一方、私自身のことを考えてみると、お酒の摂取を止めてからどんどん元気を取り戻しています。
娘のように、食べていきなりムキムキとパワーが出てくるような感じではありませんけど・・・
お酒を飲んでいる時には、わからなかった感覚です。
昔であれば眠たく感じている時や疲れている時でも、最初の一杯目の生ビールを飲むと眠気もどこかへ行って、疲れも忘れていたように感じることが多かったですね。
お酒で、疲れや眠気が取れていると感じていたのです。
でも実際は違っていました。
お酒は、体に負担をかけているものだと今の自分にははっきりとわかります。
飲んでいる時には一瞬だけ元気が復活しているような気になるのですが、その後で反動も襲ってきていたからです。
飲んだ後の帰りのバスで居眠り。
その後自宅へ戻って、風呂に入って就寝してもあっという間に翌朝が。
前日のお酒を引きずった体で、事務所に向かい仕事を始めるのです。
今の私であれば、一番集中できて仕事効率の上がる午前の時間帯です。
その時間を前日のお酒からの反動で無駄にしていたのです。
これが本来の体調なのかと感じている
娘が食事を摂ってエネルギーを感じているように、私はお酒を断ってエネルギーを感じています。
これが、本来の当たり前の体調なのかと日々実感しています。
このブログではあまり書いてこなかったことですが、腸の調子に変化が起こっていることを一番感じます。(お食事中の方、申し訳ありません。)
お酒を飲んでいる時は、ほぼ365日お腹がゆるかった毎日でした。
それが当たり前だと自分で思っていましたし、
「便秘になるよりずっといいよ。」
なんて考えてました。
(こんな時まで、ポジティブになるな!って過去の自分に突っ込みたいです)
今は毎日が正常です(^.^)
これで、体重が自然に減ってくれればもう言うことなしですね!
こちらの方は、努力が必要みたいですが・・・
両極端の道を避ける
娘のダイエットしている姿を見ながら、私が感じていることです。
ダイエットしようとして、急激に顔色が変わってしまうほどの方法を取ることは止めたほうがいいと思います。
また、いくら栄養が必要だからと言ってもソファーに座ったままでポリポリと食べ物を口に入れる姿もまた極端です。
言葉にしてしまうと退屈な表現になってしまいますが、やはり『程々の道』を選ぶことが長続きさせるコツです。
激しすぎる道でもなく、緩すぎる道でもない。
あなたにとって、程よく緊張感を感じる真ん中の道を選択するのです。
この『程よい緊張感』の領域が人によって異なるので、なかなか難しいものはあるのですが・・・
例えば私であれば、好きな音楽を聴いている時やキッチンで調理や食器洗いをしている時など。そしてこのブログを書いている時も結構、程よい緊張感を得られる瞬間があります。
(九州男児の私であっても、時々は料理したりするのですよ。食器洗いは自宅に戻っている日は私の役割です(^-^;)
野菜をカットしたり、食器を洗ったりしている時、脳波がリラックスしているような感覚になることがあります。好きな音楽が流れている時なんかもそうですね。
マインドフルネスってご存じですか?
調べてみるとわかりますが、有名な企業でも導入されているものです。日本語にすると『瞑想』という言葉になります。(日本語にしてしまうと、ちょっと怪しく感じちゃいますよね(^-^;)
今のところ私自身は床に座ってそのようなことをする習慣は無いのですが、このマインドフルネスの効果を力説される方は少なくありません。
私自身、掃除や読書をしている時に
「瞑想している時ってこんな感じなのかな?」
と感じる瞬間があるのです。
このブログを書いている時などにも、そのような心境を得られやすいです。
その時の感覚が私にとっての理想的な『程よい緊張感』として、理解しています。
方法論よりも、自分が継続できる道を選ぶ
リラックスできているけど、ダラダラ過ごしている訳ではない。
激しくて苦痛の感じる行為ではないけれど、ぬるま湯につかっているような環境でもない。
表現することは難しいですが、そういった両極端の道ではなくて『真ん中の道』を選択することがとても大切なことだと今の私は思っています。
なぜなら、最も優先されるべきことは『長く継続できる』ことだからです。
1日100歩進んで1ヶ月休んでしまうよりも、毎日一歩進みながら何十年も継続させていく方が価値が高いものであると思うのです。
『長く継続できる』道は、簡単すぎる道でもありません。
簡単すぎると言うことは、ぬるま湯につかっている方へ傾いているということですから。
程よい緊張感も必要なのです(^.^)
難しいですね。
断酒を考えている方にこのことを話してしまうと、おそらくこんな反応が来ると思います。
「急激な方法を避けるのなら、いきなり断酒するのは止めたほうがいいのでは?」
という疑問です。
確かに、突然お酒をきっぱりとストップする道は激しすぎると感じてしまいますよね。
そのことについての私の現時点での考えを次の記事で書き進めてみたいと思います。
また、明日お会いしましょうね!
□娘のダイエットの様子から、食事の大切さを学ぶ
□そして、極端な方法は選択すべきでないことも学ぶ
□理想的なのは、真ん中の道
□真ん中の道とは、継続できる道であること
□いきなりお酒を止めることは、極端な道なのか?