お休みしていた娘のミュージカルが復活
もうすぐ高校生となる私の娘、習い事で幼いころからミュージカルクラスに参加しています。
ほんのちょっとですが、そのことも過去の記事で触れたことがあります。
受験の為1年間のお休みを頂いていたのですが、無事進路も決まりミュージカルクラスへの参加復活となったのです(^.^)
そして先日の日曜日、福岡のホテルでミニミュージカルの舞台があり、そこで久し振りに私も娘が舞台に立つ姿を拝見出来ました♬
色々な事情があり、私自身は前回の舞台を観ることは出来なかったのです(^-^;
主役だったのに・・・
それらの詳細は、先程ご案内した過去の記事にも触れていますのでよろしければ後でお読み下さい<m(__)m>
さて、久し振り拝見出来ることとなった今回の舞台。
その舞台は、今まで私が観てきたものとは質が異なる種類のものでした。
そこで、私が続けている断酒生活へのマインドも再確認することが出来たのです。
客層がいつもと違う環境での舞台
いつものミュージカルの舞台では、出演者のご両親やご親戚の方々が多く集まる場です。
言ってみれば、コアなファンばかりが観に来ている舞台です。
出る方はもちろん、観る方も冷や冷や緊張しながら、そして楽しみながら最後には大満足で終わる舞台ばかりでした。
特にお子様の練習中の大変さをずっとみてきたご両親たちは、本番の時も気持ちが違います。
『お願いだから、台本通り無事に進みますように。』
『セリフがちゃんと言えて、失敗しないように』
皆、本番のために真剣に練習を重ねてきた方ばかり。
演じる役の人柄や性格、服装までをイメージしながら本気で練習してきているのです。
自然と親まで一生懸命になり、空回りし始めます(^-^;
「〇〇（役の名前）の人生は、この台本の前にもあったしこの台本の後にも続いていくものだからね。そこをちゃんと考えて演じてよ。」
そんな助言を妻がし始めたりします。
もちろん、実際に演じるの娘の方は素人の戯言（ざれごと）など聞く耳持つことはありませんけど(;^ω^)
観客もそんなコアな方ばかりですから、全てが一体となる舞台です。
おそらくは演じる側にとっても、『やりやすい環境』であると思うのです。
ところが、今回の舞台は違っていました。
観られている方々は、私の勝手なイメージですが『お役所風』の雰囲気満載な方々。
公的なイベントでの舞台だったので、
『ちょっと距離を置いて観ている』
そんな感じの雰囲気だったのです。
ちょっとお堅い雰囲気のなかで
「あっ、何かいつもと雰囲気が違う。大丈夫かな？」
そんな空気を感じていました。
歌いながら、お客さんの一人を指さし
「趣味は？身長は？♪♬」
と次々と台本通りに進んで行く演技中でも、冷たい反応ばかりです。
「子どもの演技なんだから、ちょっとは愛想だけ振ってあげてもいいじゃない・・」
親としてはそのように思いましたが、多分自分が同じことをされても困ってしまい目を逸らしていたかもしれませんね(^-^;
「なんか皆、やりにくそうだな・・。」
いつもとは違う雰囲気の舞台に、私自身もいつもとは違った緊張を感じていました。
ところが、どの世界でも経験とキャリアは大きな武器となるのですね。
ベテランの役者さんが登場した時に、そんな雰囲気が少し変わってきたことを感じました。
客負けしそうな雰囲気だった途中までの流れを断ち切り、グッと観客たちを引き込む力を感じ始めたのです。
もちろん、映画のような劇的な変化ではありません。
でも確かに、反応の固い観客の方々が多くいるなかでの力関係が変わっていくことを感じたのです。
そして最後には、いつもの素敵なメロディーと歌詞で舞台を終えることが出来ました(^^♪
基準が内にある人は強い
『こういう環境の時は出来るけど、こんな状況だと出来ない』
『近くに酒屋さんが無ければ断酒出来るけど、こんな立地条件だと断酒出来ない』
いつも原因を外に求めてしまう習慣が身についてしまうと、知らず知らず言い訳をつくってしまう傾向がついてきてしまいます。
やるもやらざるも、自分次第。
どんな環境であっても、自分が出来ることにフォーカスするだけ。
自分が持っている種の可能性を最大限に引き出す為に、花を咲かせようとするしかないのです。
そこにある環境で、花を咲かせていくしかない。
それは、自分自身の内側からの力です。
そんな花を観察する外側の人からは、綺麗と感じる方もいれば無関心の方もいるでしょう。
それでも、花を咲かせていくだけです。
誰かに褒められたいとか、環境を変えたいからといった理由で断酒する訳ではないということです。
自分を変える。自分に出来ることを実行する。
ここから全てが始まるのです。
それでも断酒して周りの環境にも変化が起こっている事実
断酒するとそれに見合った環境の変化が訪れてきます。
別に環境を変えようとせずとも、勝手に変わっていくのです。
そして、メリットばかりを感じることが出来るようになってきます。
お酒というフィルターが外れた状態で、いつでも外側の世界を観察することが出来るようになってきます。
このノンアル生活を続けていけば、この先大きな環境の激変が起こるのではないかと期待で一杯の毎日になってきます。
もちろん良い方向への激変ですよ(^.^)
体も健康体になってきます。
髪の毛にも変化がやってきます。（これについては明日の記事でお知らせしますね！）
先程書いた、そのベテランの役者さんたちは観客が誰であれその時にやるべきこと、出来ることをただ全力でしていただけでした。
「舞台の雰囲気が違うから・・・」
とかいうセリフはもちろん出てくるはずもありません。
私もただ、自分で決断したノンアルライフを実行していくだけです。
限りある時間を出来る限り実らせるために、断酒生活を続けていくだけです。
決して、環境を言い訳にするべきではないということを学べました。
しかし、断酒後の環境はどんどん良くなっています。
これから先も、もっと良くなっていくでしょう。楽しみです(^.^)/~~~
□娘の出る舞台から、環境を言い訳にしないことを学べた
□ベテランの経験とパワーは違うことを感じる
□そのベテランの方も舞台後に、「たくさん間違って・・」と言っていた
□外的な結果を期待して始める断酒には、弱い部分がある
□しかし、断酒するとメリットばかりであることは断言できる
