仕事中でも頭の中は断酒のメリットばかり
昨日、兵庫・鳥取への出張から戻ってまいりました。
今回の出張は雪が降るタイミングと重なってしまい、冷や冷やしながらの運転となってしまいました(^-^;
雪道の運転なんてほとんど経験が無い私です。
最初はどんな感じなんだろうとワクワク感もあったのですが、いざ運転となるとハンドルを取られ一気に余裕がなくなってしまいました(^-^;
「立ち往生したらどうしよう?」
という不安から、早く普通の道を走らせてくれぇ~とすぐに真剣モードになってしまいました。
そんな緊張のドライブでも、考えることは断酒のこと(^.^)
「本業のお仕事は大丈夫?」
そんな声も聞こえてきそうですが、不思議と仕事への不安は少なくなってきているのです。
結果への確信があるからではありません。
自分でコントロールできる部分にフォーカス出来ているからです。
断酒生活がもたらしてくれた、意識改革です。
毎月の数字に追われる日々
世の営業サラリーマンの方々の気苦労を私も営業社員の一人として、十分理解しているつもりです”(-“”-)”
毎月毎月の数字が自分の成績となる日々ですよね。
数字を取れば、仕事をしている人。
取れなければ、仕事をしていない人。
そして、毎年上がる目標の数字。
数字が取れても、運で取ったものだと自分ではわかっている。
それでも、社内からはよく頑張ったなぁなんて評価を受けてしまう。
逆に、いくら訪問を重ねて売り込みしても結果の出ない時が続くこともある。
自分では種蒔きしているつもりでも、『仕事をしていない人』という評価を受けてしまう。
そんな生活からストレスを感じ、仕事後のお酒が大きな楽しみとなってしまい・・・
こうしてわずかな文章を書いているだけで、過去の私がかわいそうになってしまいます(^-^;
このように多くのストレスを抱えてしまっているサラリーマンの方々は多いはずです。
私もそうだったので、よくわかります。
でも今の私は断酒を選択することによって、これらのストレスからかなり解放されているのです。
ストレスから解放されたい為に飲んでいたお酒。
そんなお酒を手放すことによって、仕事のストレスからも解放されているのです。
仕事の内容に変化はないが
仕事のストレスからの解放。
何がそうさせているのか、はっきりとした明確な答えは今のところ出てこないのですが(*_*)
数字に追われる毎日・毎月・毎年であることは、同じです。
これから先も同じようなことをずっと続けることになるのでしょう。
売り上げが無いと会社も困るので、それは当たり前のことです。
来期はどうやって、売り上げを達成しよう?
もう見込みがない・・・
そんな気持ちも確かにあります。
ですが、お酒を止めたことによって自分のものになった多くの時間。
この時間を利用して始めたこのブログ。
この時間を利用して増えている読書の量。行動の量。自分への投資。
そうした時間が私の心の拠り所となってくれているのです。
仕事の結果のみを追いかけ、決して安らぎの無かった日々。
ほんの一瞬そんな不安から逃れるために、会社の負担する飲み会でお酒を飲む。
それでも、翌朝から再び追ってくる数字。
決して根本的な解決とはならないとわかっていても止められなかったお酒。
実際にお酒を手放してみると、メリットだらけだったのです。
簡単なことでした。
7か月経過した今、本当にそう思います。
断酒して感じた、明晰になっている思考
アルコールが体内に一滴も入ることが無くなり、7か月。
自分で言うのも気が引ける表現ですが、頭脳が明晰になっていることを感じています。
7か月前と今の頭の働き方が、確実に違います。
お酒で鈍くなる思考、翌朝の二日酔いで頭痛の方に行っていた思考。
そんな無駄な労力を脳が必要としなくなったのかもしれませんね(^.^)
そんなクリアな頭で思考しながら得た一つの変化。
それは、『依存している方向・拠り所としている方向』への変化でした。
これが、仕事上でのストレスを激減させていることがわかったのです。
過去の自分は、会社への依存度がとても大きかったです。
そして恐怖心もありました。
この会社にいられなくなったら、生活が苦しくなる。
売り上げが取れなくて、居場所がなくなったらどうしよう?この年で・・・
そんな恐怖心がどこかにありました。
そして虚栄心も確かにありました。
会社だけではありませんが、全ては自分の外にある不確かなものを拠り所としていたことが原因だったのです。
確かに把握できるのは自分の内にあるものだけ
お酒を止めた直後は、夕食後の時間が長かった(^-^;
暇を持て余していました。
ですが、そんな空虚な時間も何かで埋めようとしたがるものです。
クリアになった頭で色々と自分を見つめるようになってきます。
そして気付くのです。
「なんて、不確かでコントロールの出来ないものを求めていたのだろう。」
コントロールできない上司の反応に、一喜一憂したり。
上司の求めている答えを必死で探りながら、自分の意見を言わなかったり。
自分の努力だけではどうにもならない数字を拠り所としようとしたり。
そのようなことを追い求めるより、自分の可能性に目を向ける方がずっと確実だとわかったのです。
自分の方に目を向け、自分のスキルを上げていく。
そして、自分の内に拠り所を求める。
100%コントロール可能な自分の内に、答えを求め拠り所を求める。
それによって、ストレスが軽減出来ているのです。
もちろん厳しさもある
自分を拠り所とすることはある意味、より厳しい選択でもります。
上司の機嫌を取ったり、会社に依存する生活の方が楽な面はあるかもしれません。
自分自身に嘘はつけないからです。
自分をだましたり、欺くことは不可能だからです。
拠り所を求められる自分となるには、頼りがいのある人物となる必要があります。
「今日はさぼってもいいか。これすべきだったけど、明日にしよう。」
と自分に嘘をつこうとしても、自分の事ですから即座にばれてしまいます。
自分は欺けないのです。
そういった厳しさはありますが、楽しさもより大きいのです。
そしてストレスが無いのです。
自助努力の楽しさと充実感を、断酒生活から学んでいます。
とは言っても、やはり安きに流れやすい私です。
自助努力の楽しさを書いていますが、思うようなスキルアップも出来ていな日々です。
自分を欺けない厳しさですね(^-^;
それでも、ノンアルで成長できている毎日が楽しいです。
メリットだらけの断酒生活、もう手放すことは出来ません。
□数字の追われる日々はストレスの日々
□そんなストレスをお酒に求める安易な方法は虚しい結果となる
□拠り所を自分の外に求める不安定さを断酒後に知る
□自分への投資によって、自分を拠り所とする
□厳しさと楽しさを兼ね備えた本当の喜びを断酒生活が与えてくれる