3連休に入り、昨日は久しぶりに家族で外食に出てきました(*^^*)
もうずっと家と会社と出張先だけの、こもった日々(笑)が今年は続いていました。
娘も妻も同じように何かしらの窮屈さを感じている生活だと思います。だからこの日は美味しいものを食べに行こうと、前の週から楽しみに話していたのです♬
好きなゴルフも今年はプレーしていません。練習すらしていない日がもう何ヶ月も続いています(^-^;
まぁこれは自分の決断で今は控えているので、全然OKなんですけどね。今はやりたいとも思えません。そんなことよりずっと大切なことに、今は僕の時間をフル投入しています。
そんなわけで、昨日はとってもいい時間を家族で過ごすことが出来ました。
行ったお店は、私たち夫婦が結婚前から通っていたお店です。
結婚してから頻度は少なくなりましたが、それでも時々
「ちょっと贅沢したいね」
という時にはお世話になっています♪年に数度だけですが・・
そのお店の方が妻の同級生なので、当時から仲良くさせて頂いていました。
場所は福岡県の北九州市です。
この断酒ブログを読んで頂いている読者さんで、偶然にも近隣にお住まいの方がおられたら嬉しいですね(^^♪
『ビストロいしだ』という名のお店です。
イタリアかな?フレンチかはよくわかりませんが、味は抜群。雰囲気も抜群のお店ですよ。
そのお店で、40代後半のウーロン茶を飲んでいる中高年男性がいたら私かもしれませんから、その時は声をかけてみて下さい(笑)
ジンジャーエールとウーロン茶で乾杯
最初は炭酸の喉越しが欲しかったので、僕はジンジャーエール。妻と娘はウーロン茶を注文して乾杯です。
サラダやカルパッチョが出てきて、あっという間に次々と食べ終えてしまいます(^^♪
「私たちお酒飲まないから、ペース早いよね。」
「若い頃、レストランでバイトしている時こんな客がいたら、すぐに知らせていた。あそこのお客さんはペースが早いですと、調理係に伝えていた。」
そんな何気ない会話を重ねながら、食事を楽しんでいました。
そうして3品目くらいで、チーズや生ハムが並べられたお皿がやって来ます。
「あぁ、美味しそう。グラスワイン飲んでいいよ。注文してやろうか?」
どうみてもワインが合いそうなそのお料理に、妻にそのように申し出ました。
もちろん僕は飲むつもりは一切ありませんでしたけど。
「いや、いい。お酒はお正月まで飲まない。」
若い頃はお酒を良く飲んでいた妻ですが、今では年に数度しか飲むことはありません。
僕のように断酒の必要の無いタイプの人ですね。ちょっとだけ羨ましい・・・
やってきた店長との会話
数皿を終えた頃に、その名の通りの石田店長がテーブルに来てくださいました。
「今日はどっちが運転?」
若い頃の妻と僕は、そのお店でワインをがぶ飲みし続けていたので自然な質問ですよね。
「いや、お酒やめたんよ。なぜかはよくわからんけどね。」
妻がそう返答します。
「えっ?お酒やめたの?なぜ??」
少し驚いた店長が僕に聞いてきます。
なぜお酒を止めたんだろう??
えぇっと・・・、内なる声が僕に訴えていて・・・、色々と辛い時期もあって・・・、仕事にも飽きを感じていて・・、大きな変化が必要な時期だと感じていて・・・、そしてお酒をやめたら色々と状況が好転してきて・・・
(あぁ、もう長すぎて説明できない!)
「いえいえ、仕事に支障をきたすようになったので(笑)」
と一言お答えしました(^.^)
あまり納得はされていないようで、何度か聞かれましたが肝臓の数値が気になったとかそのような返答で終えてしまいました。
いざ一言でお酒を止めた理由となると、なかなか難しいものなんだなぁと思った次第です(^-^;
最後に出てきた問題のデザート
そこで最後に出てきたデザート3種類。
苺を使ったムースと、チーズケーキ、そして色々と入っていた冷えたアイスクリームのようなものでした。
このアイスクリームが、明らかに僕に向けて作って頂いたデザートだったんですよね。
「チーズケーキと苺のムースは、奥さんと娘さんで食べてね~」
というメッセージが聞こえてくるような並び方だったのです。
「美味しそう!」
パクッとスプーンですくって口に入れたのですが・・・
「あれっ?これアルコールが入ってない??」
「あっ、ホントだ。このレーズンだ。結構強いよ。」
妻もそう言っていました(^-^;
アイスクリームの中に入っていたレーズンにラムが含まれていたんだと思います。
もう一口、二口食べたいなぁと思いましたが、もちろんそこでストップです。
その後は、妻と娘に全て食べてもらいました。
一口ずつ、チーズケーキと苺ムースを分けてもらいながら(笑)
特にインパクトなく終了した不慮の飲酒!?
あれ、これはヤバいかなと一瞬だけ思いましたが結果は何ともありませんでした。
翌日の朝もこうしてブログを書いていますしね。もちろんですが二日酔いもありません(笑)
飲酒欲求もありませんよ~~
万一スリップなんてしてしまったら、もうこのブログも書けなくなってしまいます。でも今回のことについては、読者さんもお許し下さると願っています(-“-)
もうこれ以上、お酒に自分の人生を取られるわけにはいけませんからね。
これからもこの断酒ブログ、まだまだ続けていきたいのでよろしくお願いしま~す♪
ワインもビールも美味しく飲んでいる方ばかりのお客さんばかりですが、ノンアルの僕でも問題無く楽しめました。
断酒も1年過ぎると、ここまで来るのですね。
飲む人も飲まない人も、普通に楽しめるお店に感謝です。
時間の流れが胸に染みた夜のひととき
デザートを終えてゆっくりとくつろぎ、周りのお客さんも少なくなっていた頃です。
もうそろそろ支払かなという時に、一段落ついた様子の店長が再び隣のテーブルにやって来てくださいました。
僕たちも約1年ぶりとなる来店でしたので、妻と店長との昔ばなしや近況を楽しく聞いていました。
結婚前から通っていたそのお店。
当時はまだ10坪にも満たない、カウンターだけの小さなお店だったことを思い出します。
あれから20年経過した昨夜、僕たちはその頃と同じ場所にいました。
店内も広くなり、2店舗目もやりくりしているお店へと成長しています。
「まだ、〇〇ちゃんが生まれる前からこの二人よく来て、へべれけに酔っぱらってたよ~」と僕の娘に話しています。若かったあの頃、ワインを2本以上は空けていたような・・・
飲食店を経営されている方にとっては、今は大変な時期です。
そんな状況ですが20年前と変わることなく、前向きに着実に前に進んでいる店長でした。
「年取ったから、最近は体がきつくてねぇ。仕事が終わるといつもウトウトして・・・」
「今から、ひちゃかちゃになった冷蔵庫の片付け。これが大変でね。」
あの頃と同じような会話を重ねてはいますが、その頃には存在していなかった娘が同じテーブルに座っています。
あの頃には無かった白髪と顔のしわ、そして体についた脂肪(笑)
時間は確実に過ぎて、色々なものを変え続けているのですね。
「20年前、20代だった自分が今こうして過ごしている20年後の今の自分をみてどう思うだろうか?」
「夢の叶った素晴らしい人生だね」と言ってくれるだろうか?
それとも・・・。
もう1日たりとも無駄には出来ない。無駄にできる時間なんかない。
頑張ろう。
絶対に負けない!
残りの人生、僕の作品をしっかりと作り上げてやる。
アルコールの入っていないクリアな思考で、そのように決断した帰りの車中でした。
□断酒が教えてくれる、大切で希少な人生と時間
□うっかり口に入れたアルコール入りのデザート
□そんなミスも僕の人生のプラスとなるだろう
□楽しかった昨夜、楽しい今、楽しい未来
□やっぱりお酒やめてよかったと心から思う