断酒7ヶ月が経過し、ノンアルの辛さもすっかり無くなっている今。昔感じていた離脱症状も、意識して思い出さないと引き出せないようになってきている。思い出すと確かに辛い時期を過ごしてはいたが、一方では『既に満足している』といった心境でもあった。なぜなら、栄光の未来の為に苦しい今を過ごすという思考では未来は永遠に先延ばしとなると考えているから。
断酒後の我慢は今思えば一瞬の出来事
断酒の我慢は今思うと一瞬だった
断酒後に感じた辛さは今から考えると、本当に一瞬で過ぎ去ってしまいました。
ここでも、『何を捨て、何を得るか』ということだったと思います。
その気になれば断酒7ヶ月経った今でも、
「お酒飲みたぁいよぉ~」
と思うことも出来るのです(^-^;
ただ、私はそのように思うことを拒否して捨ててしまいました。
そして、得たものは・・・
断酒後に感じている多くのメリットです!
昨年盆明け後から毎日こうして書いてきている、メリットの数々です(^.^)
いつまでも辛さを引きずりながら、『栄光の未来』を目指してきたわけではありません。
目の前のニンジンを追っかけて来ているわけではないのです。
刹那的な楽しみを追ってしまう罠
未来の為に今を犠牲にしないと言うと、刹那的な楽しみだけを追いかけてしまう思考に走ってしまう場合があります。
そこには、一つの落とし穴が待っていることを知らなければいけません。
それは、未来も続けていくことの出来るマインドではないからです。
よく言われる、『幸せの前借り』というものだからです。
前借りしたものは、後になって返済する必要のあるものです。
反作用・副作用という形で未来に支払うことになるのです。
お酒を飲むという行為が、私にとっては『幸せの前借り』でした。
短期的には、翌朝の二日酔いという形で。
そして長期的には、智慧の減少という形での堕落。
お酒と引き換えに、それらの高い代償を支払ってきたのです。
今と未来を貫く思考で人生を楽しむ
今を犠牲にしながら、『栄光の未来』を夢見て過ごすのではない。
かといって、『幸せの前借り』をして未来を犠牲にすることもしたくはない。
大事なことは、今と未来を貫く楽しみを得るためのマインドだったのです。
断酒後の生活が、私にとってのそんな両立を可能にしてくれようとしています。
決して口にすることの出来ないニンジンを追いかけているのではなく、走り続けながらも今を生きているのです。
その為に必要なのは、しっかりとした自分の価値判断を掴むことです。
社会や他人の価値基準に従って物事を決めようとしないことだと思います。
そうすることで、いつか来る未来の為ではなく今この瞬間を楽しめて過ごしていけるのです。
こんな偉そうなことを書いている私も、実はこうして書きながら学んでいます。
今書いていること、確実に実践出来ているとはとても言えません(^-^;
ただしっかりとした自分の価値基準だけは、確立していきたいと意識しているだけです。
決して手放したくはない宝の思考
外側の環境が変化することは当然ですが、今が最高という気持ちは常に同じでいられるはずです。
そうありたいと思うだけで、そのような心境で居続けることが出来ると思っています。
ニンジンは自分の外側にあるものではないのです。
自分の内側にあるもの。
自分の中にあるもの。
追いかけるものではない。
前に進んでいれば、常に一緒に付いてきてくれるもの。
だから、今このマインドが1年先も2年先も続いていく。
今を充実出来る人だけが、この先も充実した人生を送っていくことが出来るのです。
私はそう信じています。
断酒している期間も人それぞれ異なりますが、それぞれの段階で変化は起こってくるはずです。
でもその全ての時期が常に前進できていて、いつもニンジンを味わえている。
もう既に成功している。
もう既に人生が好転している。
まだまだ、挑戦はこの先も続いていきます。
今が完璧と言うつもりはありません。
今は完璧ではありますが、スタート地点でもあるのですから。
断酒後の1日1日を大切に過ごしていけるよう、心がけています(^^♪
飲酒時には想像もつかなかったような、こんな思考を得ている自分に驚いています。
お酒を止めて毎日を過ごしているだけですが、宝の思考を毎日インプット出来ているのです。
□断酒後に得られる宝の思考
□思考パターンさえ正しければ、楽しい未来が待っている
□未来だけでなく、今も未来も貫く楽しい人生
□決して追うことなく、発見して前進していく
□断酒後の我慢は一瞬、メリットはこの先もずっと続く