朝が変わった日、人生が静かに動き出した

飲み会や居酒屋で水滴のついたビールジョッキを見ても、
何も感じなくなっているエアです♪
断酒7年が、もうすぐそこまで来ています。
ここまでくれば、誰でもこうなりますよ!
noteの記事、もう読んでくださいましたか?

先日、noteで公開したエッセイ。
もう読んでくださいましたか?
このブログを長く読んでくださっている方なら、
「ああ、あれか」と思っていただけるかもしれません。
いつもありがとうございます(^^)
まだの方は、よければこのあと、
落ち着いた時間に読んでみてください。
あのエッセイには、
僕が断酒で取り戻した、いちばん大きなものを書いています。
それは――
お金でも、健康でもなく、
『朝の時間』なんです。
「えっ、朝?」
そう思われたかもしれませんし、
あるいは、
「やっぱり朝の話か」
と感じた読者さんもいるかもしれませんね。
これは、僕の人生を静かに、
そして根っこから変えてくれたものでした。
公開した「澄んだ朝を、もう一度」のこと

タイトルは、『澄んだ朝を、もう一度』。
20年以上お酒を飲み続けてきた、
どこにでもいる会社員だった僕。
そんな僕が、ある夜、
「明日から、やめてみようかな」
そうつぶやいたところから、静かに動き始めた記録です。
きれいごとは、書いていません。
家族との距離。
仕事の重さ。
毎晩、缶を開けては、
翌朝に後悔していた日々。
格好悪いところも、そのまま書きました。
なぜ、そこまで書いたのか。
それは――
あの頃の僕と同じように、
今夜もグラスに手を伸ばそうとしている誰かに、
「変わることはできますよ」と、
伝えたかったからです。
あの頃の僕は、朝がいちばん苦しかった

今でこそ、僕は朝がいちばん好きな時間です。
でも、お酒を飲んでいた頃は、まったく逆でした。
朝が、いちばん苦しかったんです。
目が覚めると、まず頭が重い。
口の中も、どこか気持ち悪い。
リビングに降りると、
テーブルの上には昨夜の缶。
「あぁ、また飲んでしまったな…」
カーテンを開けるのも嫌で、缶から目を逸らす。
それでも毎朝、いやでも目に入ってくる。
ご近所の方に見られたくなくて、
ゴミ袋を小分けにして、音を立てないように縛る。
そんな自分が、いちばん情けなかった。
一日の始まりであるはずの朝が、
昨日の後悔を確認するだけの時間になっていたんです。
もし今、あなたの朝も同じように重いのなら。
その気持ち、痛いほどよく分かります。
でも――
その朝は、確実に変わります。
お酒を手放して、朝の時間が『別物』になった

お酒をやめて、いちばん変わったもの。
それが、朝でした。
同じ家。
同じ部屋。
同じ時間に鳴る、同じ目覚ましの音。
何ひとつ変わっていないのに、
朝そのものが『別物』になったんです。
いったい何が、どう変わったのか。
それをできるだけ正確にお伝えできるよう、
言語化、頑張ってみますね!
二日酔いのない、澄み渡った朝の感覚

まず、目が覚めた瞬間が違います。
頭が、痛くない。
口の中も、重くない。
それだけで、こんなにも違うのかと驚きました。
カーテンを開けると、外の光がそのまま入ってくる。
以前は、あんなに嫌だった眩しさが、
今は、思わず「ありがとう」と言いたくなるほどです。
コーヒーをいれて、
カップから立ちのぼる湯気を、ぼんやり眺める。
ただ、それだけの朝。
それでも、頭の中はどこまでも澄んでいて、
昨日の後悔も、重たい疲れもない。
「あぁ、朝って、こんなに澄んだ、神聖な時間だったんだ」
飲んでいた頃には、
一度も気づけなかった感覚でした。
同じ24時間なのに、時間の「密度」がまるで違う

一日は、同じ24時間のはずなのに、
その『中身』が、まるで違ってきました。
お酒を飲んでいた頃の夜は――
気づけば終わっている。
何をしていたのか思い出せないまま、朝が来る。
時間は流れているのに、
手の中には、何ひとつ残っていない。
そんな夜を、何年も繰り返していました。
でも――
お酒を手放すと、時間がそのまま「残る」んです。
昨晩読んでいた本が、まだ記憶に残っている。
前の夜の考えごとの続きが始められる。
明日の準備も、落ち着いて整えられる。
続いていく時間。
同じ24時間が、こんなにも濃くなる。
時間の長さは変わらないのに、
その『密度』が、まるで別物になっていました。
朝の数十分が、一日の軸になった

今の僕には、朝の小さな習慣があります。
仕事に行く前の、90分程度の時間です。
コーヒーを片手に、パソコン開いて文章を書いたり。
その時間が、
一日の『軸』になってくれるんです。
この作業があるだけで、
心に、すっと一本の芯が通る感覚がある。
慌てて家を飛び出す朝とは、全く違います。
自分のための時間を、持てている。
その安心感が、
その日一日を、静かに支えてくれます。
不思議なものですよね。
ただお酒をやめただけなのに。
いや、不思議でもありません。
この朝の90分が、
僕の人生を、少しずつ動かしていったんです。
朝が変わると、人生が静かに動き始める

朝が変わると、どうなるのか。
最初は、ほんの小さな変化です。
頭が軽い。
時間が残る。
心に、芯が通る。
この程度のことでも――
その小さな変化が、
少しずつ、確実に積み重なっていきます。
そして気づいたときには、
人生そのものが、静かに動き始めていました。
大きな決断をしたわけでも、
何かを我慢して頑張ったわけでもありません。
ただ、お酒を手放しただけ。
それだけは、我慢したというべきかもしれませんが…。
でもそれだけで、なぜ人生が動き出したのか。
その理由は、あとから気づいたことでした。
空いた時間が、新しい習慣を連れてきた

お酒をやめると、時間が空きます。
最初は、その空白をどう埋めればいいのか、分かりませんでした。
夜はやけに静かで、
何をしていいのか分からない。
スマホを開いては閉じる。
そんな時間を、何度も繰り返していました。
でも――
その空いた時間が、
思いがけないものを連れてきてくれました。
それが、『書く』という習慣です。
最初は、ただの記録でした。
断酒して感じたこと。
戻ってきた朝。
寄らなくなったコンビニ。
そんな日々を、そのまま言葉にしていく。
それだけのことが、なぜか、とても楽しかったんです。
そして気づけば――
それが人生で初めてのブログになり、
今こうして、あなたに読んでいただく文章になりました。
いつの間にか、
書くことの魅力に憑りつかれた新しい僕がいたのです。
お酒を手放さなければ、
この習慣には、一生出会えなかったはずです。
何かを手放すと、
その空いた場所に、新しい何かがやってくる。
僕は、それを身をもって知りました。
その『続き』は、noteのエッセイで

ここまで、
断酒で変わった朝のこと、時間のことをお話ししてきました。
でも――
この一記事では、とても書ききれません。
なぜ、20年以上も飲み続けた僕が、
お酒を手放せたのか。
あの夜、車の中で、
僕の心に何が起こっていたのか。
崩れかけた家族と、
どう向き合っていったのか。
そのすべてを、包み隠さず綴ったのが――
noteのエッセイ
『澄んだ朝を、もう一度』です。
格好いい話ではありません。
むしろ、情けなくて、泥臭い記録です。
でも、もし今あなたが、
「このままでいいのかな」
そんな小さな問いを、
胸のどこかで感じているのなら。
きっと、他人事ではない物語になるはずです。
あなたのタイミングで、
落ち着いた夜に、そっと開いてみてください。
扉の向こうで、静かに続いています。







